飲食店新人教育のステップを明確に、具体的にするためには

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明確に、具体的に――教育内容は、全員共通にする

スタッフ教育の際、教える内容を、
教える側に一任していませんか?

経験値によって、スタートが人それぞれ違うことが背景にあるので、
なかなか統一することが難しいと思われがちですが、
そもそも、身につけて欲しい技術・知識の段階は、
教える側で明確に、具体的に統一されていますか?

 

人が代わっていくから統一できない

これこそが統一できない一番の根本原因です。
要は、出勤しているその時・その場にいるスタッフに、
教育方法を委ねられることにあります。

また、店長や教える側が退職して人が移り変わっていくこともあるでしょう。

だからこそ、指針となる教育段階を、
【明確に・具体的に】
作り上げていく必要があります。

 

明確に

は、スタッフ全員の「共通認識」と言い換えることもできます。

どこまで出来ていれば、どこまでを任せられるのか?
そのハードルを共通認識に出来ないと、
結果、未熟な人に任せることによって、顧客満足の低下につながることになります。

また、任せられた方も、チャレンジする意欲はあったとしても、
結果が芳しくないと、上司への理不尽さも感じるでしょう。

 

具体的に

とは、
何を教えるか?
であり、
何が出来るようになっているか?
です。

営業中はライブなので、どうしても行き当たりばったりで、
起こった出来事を元に教えることが多いのが実情です。

中には、それはそれで必要なこともありますが、
教えることの基本路線が定まっていないと、
まだベースに持てていないこと以上を教えることもあります。

逆を言えば、現場に立つ前に知っておいて欲しいこと、
会得しておいてほしいことを、
しっかりオリエンテーションに落とし込めているか?

そこからスタートでもあります。

 

教える基本にすべき内容を整える

それは店のコンセプトに準じます。

教える側の内容が曖昧であったり、
その人のスキルに準ずることのない様に、
基本的な「行動指針」を明確にしておきましょう。

言い換えれば、MVVと言われる中の、
Valueバリューや、ハウスルールに基づくとも言えます。

その内容が具体的になっていないと、
教える側が曖昧になります。

まずは、「どう在って欲しいか」の、
理想像を描き、言葉に落とし込んでいくこと。

すなわち、「言葉を整える」という事に繋がっていきます。

私共では「言葉を整えること」を共に創るサービスも行っています。
ご興味があれば、お話だけでも聞かせて下さい。

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